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こころと天気の関係 [イギリスでの日常]

こんにちはお茶漬けばっかりの日々ふなだいくです。

家を出た時は確かに曇ってはいたが雨は降っていなかった。

憂鬱な気持ちを引きずったまま海に向かう。


ベンチ


















こんな気分だから、公園のベンチまで寂しげに見えてしまう。

海に向かう途中こんな住所を見付けて、少し家が恋しくなる。


ほーむすいーとほーむ


















それでも海が元気を与えてくれると信じて歩き続けた。

気が付くと雨が降ってきた。

まるで自分の気分を見透かされているよう。


ふりーと


















海に着いた。

レースでもあるのかたくさんのディンギー(レーザー)が海面に。

楽しかった事、辛かった事、嬉しかった事、たくさんの思い出があるヨット部時代が頭を巡る。


くもり


















少し落ち着いた気もする。

依然として雨は降っているが晴れ間ものぞいてきた。

気になるヨットの写真を撮りつつ、堤防の先端へ。


たいがん


















大気の状態は不安定で、時折突風がお気に入りの帽子を飛ばそうとする。

目についたカフェに入り紅茶を飲み始めると、先ほどから何回かホーンがなっていた事に気付き、ふと窓の外を眺めるとちょうどレーザーのレースのスタートだった。

50艇程のレーザーが一列で帆走している。

上一でスタートした船がタックしこちらの方に近づいてくる。

しばらくしてもう一度タックした。

高い。

おそらくマストの前に広がるスキッパーの視界には他の船は写っていないだろう。

予想通りポート艇すべての前を切っていった。

興奮している自分に気が付き、少しうれしくなった。

紅茶を飲み終え、外に出てみるとふなだいくにイギリスに来させる決心をさせたヨットがトレーラリングの準備をされていた。


くらばー


















気持ちが高ぶっていたふなだいくは思い切って話しかけてみた。

するとどうやら西の方でレースがあるらしい。

そういえば、このボートはOwner's Association(オーナー同士の組合のようなもの)があり、定期的にクルージングやレースを行っているというのをどこかで聞いた。

しばらくの間、もし自分もそれに参加出来たらどれ程楽しいだろうか?などど夢想してみた。

なんだかすっきりした気分。


はれ


















気が付くと雲がなくなり、真っ青な空にまばゆいばかりの太陽が浮かび、海面に輝く絨毯を作っていた。

どうやら、今日の目的は達したようだ。

もう少し日の光を浴びていたい、名残惜しい気もするが、帰ろう。


あめ


















家の通りまで来た時、ふと視線の先の空に目をやるとむくむくと力強く湧き出てくる雲が。

さぁ、レポート頑張らねば。

ふなだいく

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