すぎたるはおよばざるがごとし [ヨットデザイン]
こんにちはどうやら振られたらしいふなだいくです。
皆さん、インターナショナルモスなるディンギーのクラスを耳にした事がありますか?
これ↓
ええ、浮いてますよ。空中にね。
バリッと高速インターネットの方は是非こちら↓のビデオクリップを見て下さい。(11MBと激重ですが)
蝶のように舞い、蜂のように刺す(モス級ビデオクリップ)
ええ、まさしくモスの名に恥じないぐらい舞っています。
このデザインのコンセプトと言いましょうか、なぜ水面からハル(船体の器の部分)を浮かしているのかというと、この方が接水面積が減る→その分、dragつまり抗力(船を後ろ向きに引っ張る力、抵抗)が減る→速い→うひょ~、となる訳です。
で、どうやって浮かしているのかと言うと、写真の真ん中にセンターボード(ブルーの板)の最下部に飛行機の翼のようなものがついていまして、コイツが揚力(上に持ち上げる力)を発生し、船が浮く訳です。
まあ、細かい事を話していると夜が開けそうなので、興味がある人はモスのクラス協会(UK)を覗いてみて下さい。
International Moth Class Assosiation(UK)
なぜモスの話がでてきたかと申しますと、先日のエントリーのなかで履修科目のMST212より課題が与えられているという話がありました。
で、そのコースワークの全貌を紹介しようと思いまして。
またまた原文をそのまま載せてしまいます。
Course Work A – Foil and Sail Design for High Speed Craft.
A foil borne, conventional sail (ie. non-kite) entry in the A Class (sail area 10 – 13.93 m2), half kilometre course category under WSSRC rules is being considered. You are required to present your design for the lift foils and the sail(s) for a craft capable of challenging for the sailing speed record.
The submission should include:
Key dimensions and configuration of the sail(s).
Configuration, key dimensions and outline strength calculations for the foils.
An estimate of speed achievable.
A report giving an explanation of the design process, and a critical analysis of your design, including any assumptions made.
ええと、海の上を走る乗り物で一番速い奴はどのボートだ?という日本で言うと鳥人間コンテストみたいなのが有るようで、そのなかでA Classと言うカテゴリに出場できる乗り物をデザインしろということです。
で、縛りとしては
で、いろいろインターネットを見ているうちにだんだんやる気がなくなってきまして。
というのも
こんなのや
Video clip
こんなん
Video clip(6.8Mb)
ましてや、こんなのを作らないと勝てないようです。
(;´ー`)┌
もはやヨットでは無いですよね。
一番下の奴なんて、頭の中を覗いてみたいぐらいに配色のセンスがいまいち君だと思うのは私だけでは無いはず。しかもこいつ、レコードホルダー。
まあ、ボチボチやります。
興味が有る方はそれぞれのウェブサイトを覗いてみて下され。
Macquarie Speed Sailing Team(一番上の写真)
SailRocket(真ん中)
Longshot & Hobie TriFoiler(いまいち君)
ふなだいくでした。
皆さん、インターナショナルモスなるディンギーのクラスを耳にした事がありますか?
これ↓
ええ、浮いてますよ。空中にね。
バリッと高速インターネットの方は是非こちら↓のビデオクリップを見て下さい。(11MBと激重ですが)
蝶のように舞い、蜂のように刺す(モス級ビデオクリップ)
ええ、まさしくモスの名に恥じないぐらい舞っています。
このデザインのコンセプトと言いましょうか、なぜ水面からハル(船体の器の部分)を浮かしているのかというと、この方が接水面積が減る→その分、dragつまり抗力(船を後ろ向きに引っ張る力、抵抗)が減る→速い→うひょ~、となる訳です。
で、どうやって浮かしているのかと言うと、写真の真ん中にセンターボード(ブルーの板)の最下部に飛行機の翼のようなものがついていまして、コイツが揚力(上に持ち上げる力)を発生し、船が浮く訳です。
まあ、細かい事を話していると夜が開けそうなので、興味がある人はモスのクラス協会(UK)を覗いてみて下さい。
International Moth Class Assosiation(UK)
なぜモスの話がでてきたかと申しますと、先日のエントリーのなかで履修科目のMST212より課題が与えられているという話がありました。
で、そのコースワークの全貌を紹介しようと思いまして。
またまた原文をそのまま載せてしまいます。
Course Work A – Foil and Sail Design for High Speed Craft.
A foil borne, conventional sail (ie. non-kite) entry in the A Class (sail area 10 – 13.93 m2), half kilometre course category under WSSRC rules is being considered. You are required to present your design for the lift foils and the sail(s) for a craft capable of challenging for the sailing speed record.
The submission should include:
Key dimensions and configuration of the sail(s).
Configuration, key dimensions and outline strength calculations for the foils.
An estimate of speed achievable.
A report giving an explanation of the design process, and a critical analysis of your design, including any assumptions made.
ええと、海の上を走る乗り物で一番速い奴はどのボートだ?という日本で言うと鳥人間コンテストみたいなのが有るようで、そのなかでA Classと言うカテゴリに出場できる乗り物をデザインしろということです。
で、縛りとしては
- 水面からハルが浮くようなFoil(センターボードやラダー、時にはハル自体)を持ったもの
- 一般的なセールを持つもの(パラグライダーのようなものは無し)
- そのセール面積は10~13.93平方メートル
- コースは500mのいわゆる『いってこい』コース(直線)
で、いろいろインターネットを見ているうちにだんだんやる気がなくなってきまして。
というのも
こんなのや
Video clip
こんなん
Video clip(6.8Mb)
ましてや、こんなのを作らないと勝てないようです。
(;´ー`)┌
もはやヨットでは無いですよね。
一番下の奴なんて、頭の中を覗いてみたいぐらいに配色のセンスがいまいち君だと思うのは私だけでは無いはず。しかもこいつ、レコードホルダー。
まあ、ボチボチやります。
興味が有る方はそれぞれのウェブサイトを覗いてみて下され。
Macquarie Speed Sailing Team(一番上の写真)
SailRocket(真ん中)
Longshot & Hobie TriFoiler(いまいち君)
ふなだいくでした。
2006-10-17 08:01
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